親の責任 親の因果が子に報う

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虐待は論外中の論外として

 

引きこもりが親に暴力を振るうのも、いじめられた子が自殺するのも、同じところに原因があるんですよね。それは「親が見て見ぬフリをするから」なんです。暴力なり自殺なりという「結果」が出るまでには年単位の時間がかかることがほとんどです。その間ずっと見て見ぬフリをしていたとなると、さすがに同情したり被害者扱いしたりという人も減るのではないでしょうか。報道は結果だけ切り取って伝えることがほとんどなので、大事なところが伝わらず、世間の声は「また無職が……」であふれてしまう。この辺の事情は家庭関係のルポを読むといくらかわかります。私はこれ↓を読みましたが、あまりに救いがなさ過ぎて1/3も読めずに捨ててしまいました。

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)
押川 剛
新潮社 (2015-06-26)
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いじめの場合、「いじめた側」というはっきりした“悪”があるのでみんなそっちばっかり叩きますが、自殺を中心に見た場合は親を改善するのが解決には一番近い。そこまでのいじめをするような奴らに何を言っても無駄だろうし、学校も所詮は他人、叩くのはさらに論外です(とはいえ学校側の態度が揃いも揃ってクソすぎるので叩きたくなるのはわかる)。

「親がダメだと子どもがダメになる」というのは本当にいろいろな研究結果で証明されてるので、いい加減「能力の低い人間は子どもを作れない」というルールを設けるべきだと思いますが、まあ現実的には無理ですね。

・男女間でリスクが大きすぎる。男は逃げられるが女は逃げられない。

・結局デキてしまった子どもはどうするのか。

など解決できない問題があるので。

結局その辺が人間の限界なのかな、と思う今日この頃。

人間って自分たちで思ってるほど知的ではないですよね。

 

※おまけ

たとえばこういう話……

 

続いて新幹線の小島容疑者。加害者本人に責任がないとはまったく思いません。ただ、今後こういう事件を減らそうと思ったらそれ以外の原因を追及して改善する必要があるのではないか、という話。

“祖母と同居する50歳の伯父は、「小さいころ、家で食事も与えられなかったそうです。父親は厳しく、母親は好きな事ばっかりやっていて、自分の方を全然向いてくれなかったと言っていました」と話す。”

引用元はこちら↓


さらに、親の育児放棄説が濃厚に。


少し前に戸塚ヨットスクールがテレビか何かで話題になりましたが、戸塚側の連中もクソですが、そこに子どもを投げ入れてなんとかしたつもりになっている親もそれ以上にクソだという方向に持っていくべきでしょう。

↓本当かどうかはわかりませんが経験者の話……