パンテラEVOのレバーとボタンをカスタマイズする の巻

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まとめ

記録として書いたらグダグダになったので、これからアケコン改造をしようという人のためにまとめておきます。

①V5つけたいならレバーユニットの鉄板は買っておけ。三和電子 JLF-P-1 三和電子製ジョイスティック用ベース(平鉄板) (sengoku.co.jp)
②ボタンの交換は簡単だけど、はめ込み式のツメは若干折れやすい。

これだけおぼえておけば十分。

0回戦

せんごくネット通販 (sengoku.co.jp)でOTTO_DIY_V5_Kitとgamerfingerを購入。

V5は数ヶ月品切れだったのが最近何度目かの再入荷。売り切れないうちに買うことを決意。

gamerfingerボタンは、この時点でほとんどの色が売り切れていたので色は選べない状態でした。

本当はV5だけ購入する予定だったんですが、1万円以上で送料無料ということもあってボタンも注文してしまうことにしました。ちなみにV5とボタン8個だと、微妙に1万円に届きません。なんか適当に足しましょう。8角ガイド、グリス、レバーボタン、ナスレバーなどが値段的におすすめ。

※下の方でも言及してますが、レバーの鉄板は絶対買っておきましょう。値段調整関係なく必須だと思います。

1日目

せんごくネットを使うのは初めてだったので、「注文してから在庫確認のメールも出荷完了のメールもこねぇなぁ!」と思っていたら、お荷物お届けメールがクロネコヤマトから届く。せんごくネット、早い。

僻地住みだけど翌日に到着。クロネコヤマト、速い。

しかし紙袋で届いたことに対して「梱包適当すぎじゃね?」と思い開封。

まったくそんなことはなく、Amazonとヨドバシに慣れすぎてダンボール脳(?)になっていただけでした。
つーか尼も淀もダンボール使いすぎだよね。

荷物の確認も済み、まずはGamerFingerに貼られているクソダサ漢字シールを剥がす。

上段左から、鳴、水、霞、忍。
下段左から、蟲、風、水、拳。

いや、他のやつはわかるけど蟲ってなんなの??
ロクなシールがねぇなぁ!

……気を取り直してパンテラ解剖に着手。

……と思ったらネジがすごく開けにくくて、ちゃんとしたドライバーが必要のようです。

ドライバーをAmazonで買うか、ダイソーで済ませるか思案中。

……しかしダイソーに行ったらロクなドライバーがなかったため(当たり前)、ヨドバシで買うことに決定。

2日目

ドライバーが届くのを体育座りしながら待つ。
朝の時点ですぐ近くまで来てるのに、届くのは明日。

3日目

無事にドライバーが届いて作業開始。

結論だけ先に書いておくと、
レバーを交換するのはおすすめしません。
ハーネスが謎の接着をされていて外しにくい。

↑赤い丸で囲んだ部分が接着剤っぽいやつ。

さらにねじが粗悪品で、穴がすぐに潰れてしまいます。
おまけに、こちらも接着剤みたいなモノで補強されているので、余計に回しにくい=穴が潰れやすい構造になっています。

↑この赤いスライム状の何かが悪さをしている……

……と思ったら赤い部分に関しては他のレバーも同じでした。
パンテラEVOだから、というわけではないらしい。
自分のだけハズレネジだったのか???

……とここで思いつく。
「あれ、これも三和レバーじゃん!」
換装しようと思い立つも、先ほどと同じようにねじ穴を潰してしまう。
三和レバーってクソなのか???
あるいは私の力……なさ過ぎ……ってやつなのか???
これからチャレンジする予定の人は、最初から界王拳3倍くらいの力で押し込めつつ回しましょう。

ともかくねじ穴がどうしようもなくなってしまったので、ネジすべり止め液を注文して、また到着待ちです。これでもネジが外れなかったらマジで詰み(レバーユニットごと買ってまたチャレンジするしかなくなる)。
買ったのはこれ。

ちなみにボタンはあっさり交換できました。
パンテラのボタンの爪がひとつ、知らない間に折れてたけど。

あと天板が地味に開けにくいです。
だいたいの場合は、レバーの脇にある小さなネジを外していないのが原因。
これをやらないと天板がバキッと折れて修復不可能になってしまいます。
下の画像の赤い丸の部分がネジ(画像はネジを外した状態)。

4日目

ネジ滑り止め液が到着するも、まったく意味なし効果なしに終わる。
次は貫通ドライバーを買って試す。

一応三和レバーの鉄板部分だけを売っているのを発見。
場合によっては購入も視野に入れる。
三和電子 JLF-P-1 三和電子製ジョイスティック用ベース(平鉄板) (sengoku.co.jp)

近所のホームセンターに行ったら、ちょうど自分がほしいドライバーだけなかったため無言の帰宅。
考えた結果、↑で鉄板を注文することに。単純なめんどくささと、貫通ドライバーなんて買ってもそうそう使うもんじゃねーだろ、というのが理由。

5~7日目

鉄板到着からの無事換装完了。アクチュエータは一番大きい13ミリ。

V5の白いパーツに金色の六角を入れるとき、指で押しても入らないのでプラスドライバーでねじ込みました。ネジが空回りする場合は、六角がちゃんと埋まっていません。

ようやく換装が終わったので感想。
プラモデルなんかと違って、組み上がった満足感とかはほとんどないですね。「めんどくせー、もうやりたくねー」というのが正直な感想。

さて試運転。ストロークが短くなったのは評判通り、それに加えてレバーが重くなった感じがする。
グリスかな? と思い、もう一度分解してグリスを塗りたくっても変わらず。やはりアクチュエータの変化によるもののようです。これは慣れるしかない。

※オプションボタンとシェアボタンが効かなくなりました。
……と思ったら、ボタンが効かないのはロックがかかっていただけでした。
こんな機能使ったことないから気づきませんでした。
いろいろいじっているときにつまみがズレたんだと思われます。
鉄拳7で山ステやりやすくなったかな? と思ったらレバーが効かなくて、それで気づきました(効かなくなっていたのはレバーのつまみがLSになっていたため。鉄拳7はDPでしか入力できないらしい)
ちなみに山ステはむしろやりにくくなった感じでした。
一方で、なぜか最風はめちゃくちゃ出るようになった。V5のおかげなのか、GamerFingerのおかげなのかは不明。

OTTO DIY V5の使用感

13ミリのアクチュエータを使用しての感想。

ストロークが短い(入力に必要な傾きが小さい)ことで技が暴発する、という感想をよく見るが、自分で使った感じではあまり感じなかった。

レバーの操作音というのは、センサーを押すクリック音ではなくて、アケコンのガワに当たる音がほとんど。なので、レバーの傾きを小さくしてガワに当てないような操作ができるようになればかなりの静音化になる。

何より、波動拳が昇龍拳(636の簡易入力)に化けることが一切なくなったのがかなり大きい。
レバー勢でこの現象に悩んでいる人は、絶対にV5+13ミリに換装するべき。
マジでこれだけでやった甲斐があったというもの。

GamerFingerの使用感

入力短縮+静音化が売りのGamerFingerの感想。

正直入力に関してはあまり感じない。心持ちそうなのかな? という感じ。

一方、静音化はガチ。買う前にさんざん動画などで情報を集めたが、実際に触ってみるとその効果の大きさに驚いた。静音目当てで買うのなら間違いなくおすすめ。