久しぶりにハマれた、めちゃくちゃ楽しいゲームでした。
ただしはっきりと悪いところもいくつかあるので、それについても書いていきます。

いいところ

まずボリュームの多さ。
テキストをほぼ斜め読みしていたにも関わらず、クリアまで70時間ほどかかりました。これは人によって、というかプレイスタイルによって大きく変わるかもしれません。メインストーリーだけでも結構ありますが、何よりサブイベントが豊富です。
次にサンドロック住民の存在感。
それぞれの設定や性格がきちんとあり、ただのNPCではない深みを感じられました。
それがサンドロックという町の存在感というか空気感を確立させています。
これがこのゲームのキモだと思いました。
採掘、クラフト、戦闘、住民とのコミュニケーションといろいろ遊び方に幅があり、飽きない。私は水増し感を感じませんでしたが、これも人によるかもしれません。結局は「人に頼まれて何かを作って渡して感謝される」の繰り返しといえばそう。
一人用のゲームで長い時間遊びたい人におすすめにゲームです。
私はまだプレイしていませんが、エンドコンテンツっぽいダンジョンもありました。
悪いところ
キャラデザに違和感というか若干抵抗がありましたが、すぐ慣れました。
それよりも……
なんとメッセージスキップがない。ムービータイプのイベントだけはスキップできます。
これのせいで2週目をやる気になれないんですよね。このゲーム自体はまだ気になることがいろいろあるんですが。本当にもったいない。会話が長いゲームだからなおさら。
なので会話中にAボタンを連打気味に押してしまうんですが、そうすると突如現れた選択肢の一番上を半自動的に選ばされてしまうという。
ここはかなり改善してほしい部分です(このゲームのアプデは2024年で終わっているようなので次回作に期待)。
※「きみのまちサンドロック メッセージスキップ」で検索するとAIがテキトーなこといってますが嘘。EscキーもYボタンもXボタンも反応しませんでした。
一部に軽い詰み要素がありました。
これを回避するために、常に回復を余分に持っておきましょう。
遺跡で売っている「強い薬」がおすすめです。
料理の効果が低すぎる(HP5000に対して回復150とか)のでほとんど意味がない、というのもマイナス要素。
翻訳が機械翻訳っぽいのは(最近の機械翻訳はレベルが上がっているので)まあいいんですが、手紙の文章の翻訳はちょっと違和感強めでした。手紙だけ別の人が翻訳担当してる?
ゲームの山場が中盤にあり、それ以降はエンディングまでテンポ悪め。
終始ゲーム内の説明が足りないのも残念でした。
未だに「ハイヌーン決戦」に参加する方法がわからないし、パーティーの開き方もわかりません。
マイナーなゲームなので日本語での攻略もわずかなので、手探りで探すことが嫌いじゃない人向け。
簡単な攻略
武器は軽い方がいい。おすすめは「短剣」と「剣と盾」。
ついでにリファナーでライフスティールをつけておくと雑魚戦では回復がいらなくなるのでおすすめ。
ただし最強は銃器。弾薬の管理が面倒だが、あるとイベント戦で楽できる。
戦闘の難易度はかなり低め。
先述した回復さえしっかり用意しておけばゴリ押し可能。
栗の木とコーヒーの木は繰り返し収穫できるので(特に序盤の)金策におすすめ。
土地が許す限り植えてもいい。
アイテムの整理がかなり面倒。これといった整理法もなさそうなので、とりあえず拡充しておくのがいい。
序盤はともかく、お金に余裕ができたら馬は高いのを買うのがいい。
一番安い馬から乗り換えたときに軽く感動。
後半になればメルルをもらえますが、それまで結構長いので。

余談
ミアンを狙っていたのですが恋仲にはなれませんでした。ハートマークの選択肢もあったので対象キャラであると思います。
まだまだ気になるところがあるんですが、先述の理由により2週目はたぶんやらないかな? いまさらメッセージスキップ追加もないでしょうし。
Mod開発もそんなに盛んではないみたいです。
それよりなら次回作に期待かな。前作ポルティア、今作サンドロックと順調にステップアップできているので、すでに発表されている次回作エバーシャインは早めに買っちゃうかも。
なんかキャラのデザインがおしゃれになっているように見えます。