ATH-TWX9とBT-W4を買ったので感想

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オーオタではない、ハイエンドイヤホンも使ったことがない人間の感想です。

備え付けのイヤーピースで装着感はかなりいい。
イヤホンとケースが磁石でくっつくので充電しやすい。
物理ボタンがメインで、タッチセンサーはおまけ。
aptx(16bit)でも音はいい。今まで気にしなかった音をはっきり拾っていることが多々あった。
わかりやすいところだと、ライブ映像の客の声がすごくよく聞こえるようになった。
初めて装着して聴いたときにはあまり違いもわからない。しばらく聴いているといろいろな気づきがある。
イコライザーは再生ソフト側で設定しているので本機のイコライザーはオフ。
今日はやけに接続が不安定だな? と思ったら接続コーデックが勝手に変わっている場合あり。
aptX Adaptiveのトランスミッター、BT-W4を買うことに決めた。
※まともに動作しないゴミでした。詳細は後述。

悪いところ

・接続時などに右だけ? じゃりじゃり砂嵐みたいな音が鳴る。常に鳴るわけではないのでそこまで大きな不満点ではない。接続が安定すると鳴らない。初期不良その他の個体差なのかもしれません。神経質な人は他のを買った方がよさそう。
これに関してはならないときとなるときの差が激しいので、もう少し様子見することにします。保証で修理するにしてもバッテリーのことを考えるとできるだけ引っ張った方がいいので。
※AZLA SednaEarfit MAX for TWSに変えたらあまりならなくなった(ということはイヤーピースのフィット具合に関係あり?)。ちょっと高いけどめちゃくちゃつけやすいし付け心地もいい、もちろんケースにも収まる、おすすめイヤーピース。Amazonの商品画面ではTWS用ではないタイプと見分けがつきにくいので注意。注文するときに商品名に「for TWS」がついているかチェック。

・カスタマイズ性はクソ。クソ中のクソ。ほぼないと思っていい。これだけは本機の最クソポイント。アプデでなんとかなりませんかね?
・色が選べない。
・(本機に限った話ではないかもしれないが)ノイキャンは人の声に全然効果なし。テレビの声なんかほとんどザル。

総評

総評としては、少なくとも自分の耳では「3万の価値は感じられない」でした。
いいところもあるんですけどね。他のことに使った方がよかったかな。
まあ一度この価格帯のTWSを使ってみたいとは思っていたので、その辺の疑問がある程度払拭されたので無駄ではないと思いますが。

BT-W4

この手のデバイスを初めて触ったので、もしかしたら私の知識不足が原因の可能性もあります。
その前提で結論から書くと、まともに動作しないゴミでした。まず「aptX Adaptive」で接続したいから買ったのに、「aptX」にしかならないんですよね(24ビットの48にはなった)。これってPC側の設定じゃなくてイヤホンが「aptX Adaptive」に対応していればそれでつなげてくれるんじゃなかったのか。

これともうひとつ致命的な点があり、接続切り替えがまったくうまくいかなかったこと。
おまけにBT-W4に接続したあとはスマホともつながらなくなったので使用を断念。なんとなく故障や個体差ではなく仕様な気がする。マルチポイントでは運用できないと思った方がいいかも。
迷う間もなく返品することにしました。Amazon様々。

追記

……と思って、梱包して明日返品手続きしようと思って寝ました。
起きて、一応もう一回試してみようかなと思ったら今度はペアリングすらうまくいかず。
BT-W4のボタンを5秒押して、ランプが赤くなったら抜く、また差す。これでリセット完了。
そうしたら一発でペアリングできて、なぜかちゃんと「aptX Adaptive」で接続されています。
ついでに今度は接続切り替えもトラブルが起きることなくスムーズに完了。
おまけに24/48が上限だったのに24/96が選べるようになっています。48が上限と聞いてたんだが???
なんで???? もちろん返品はキャンセル。

この手のデバイスの常として、USBハブにはつながない方がよさそうですね。もしハブを経由して動作していない人は直接つないでみましょう。延長ケーブルは使ってもよし。
USB自体は3.0ではなく2.0でも正常に動作しました。

ただ、マルチポイントだけはどうやってもダメっぽいです。
マルチポイントで動かそうとすると接続が怪しくなり、接続と切断を繰り返すようになります。
そうなったらATH-TWX9もBT-W4もリセットして再ペアリング(もちろん一番つなげたいデバイスとだけつなぐ)すればOK。

Amazon Musicでハイレゾ再生

……を実際にやってみましたが、音がよくなってる気はします。
つけた瞬間「sugeeeeeee」となるような衝撃はないです。音の余韻なんかがより細かく長く聞こえるかなーって感じ。
それにしても、やっぱり96khzで再生されてますね。BT-W4の公式HPに「ワイヤレスは48khz」って書かれてるんだが???

というか↑の機能で調べてみたら、手持ちのデバイスすべてがハイレゾスペックを持っていることが判明しました。
モニターのスピーカーが24/48、有線ヘッドホンと今回買ったATH-TWX9がどちらも24/96。
こう見ると、ハイレゾという括りはめちゃくちゃ適当ですね。