勝手にPS4世代の格ゲーを振り返る

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スト5はつまらない?

なんとなーく「スト5 つまらない」で検索したら、あるわあるわ、たくさん引っかかります。
そのほとんどが個人的に同意できる内容でした。

……が、私自身がいまいちこのゲームを楽しめない最大の理由は、「上手くなってる実感がないから」ですね。結局飛ぶかパナすか投げるかしかねーじゃねーか、という結論です。
当然安定して勝つには「そこ」以外の部分を詰める必要があるわけですが、そうすると途端に窮屈になる。単発ヒット確認や投げ間合いの読み合いから逃げられないことなど、とにかく窮屈。

結局一生コンボ練習していられるゲームが自分は好きなんだな、ということに気づき、「マッチングするから」という理由だけで触っていたスト5も、それ以来触らなくなりました(といっても「人口は正義」なのでまた触ることがあるでしょう)。

ただ、鉄拳7式のサブキャラ段位(LP)でもあればもうちょっと続けられたかもしれません。
カジュアルマッチはガチのマジで初狩りの巣窟だしな。

鉄拳7はロードが長い

おそらくスト5に次いで人口が多いと思われる鉄拳7。
それでもPS4版のクソ長ロードと数々の不具合でやめたっきりの人も多そうですね。
ロード時間に関してはSteam版に移行するという手段もありますが、代表的な不具合である「対戦は成立しませんでした」問題は結局手つかずというのだから驚き。

マッチングに関しては、やはりスト5と違ってクロスプラットフォームではないのが大きく、Steam版では下の段位にはほとんど人がいません。時間帯を選んでも20分以上マッチングしなくて泣く泣く終了、というのが多々あります。
しかし、もしクロスマッチングしたとしても、ローディング格差があるのであまり機能しなかったと思われます。

対戦バランスに関して口を出せるほどやり込んでいませんが、「今までの鉄拳で強かった人が強い」システムに見えます。ギルティギアXrdシリーズはそこが叩かれているのをよく見かけますが、鉄拳に関してはそれがあまり見られないのはなんで?

GGXrd、BBCF、KOF14

買うには買ったけどあんまり対戦しなかったゲームたち。
Xrdは単純におもしろくなかった。以前のシリーズから変化が少なすぎ……と思ったらまさかのスト4セービングシステムの丸パクり。一体このゲームは何がしたかったんだ……

BBCFで対戦しなかった理由は、自分が弱すぎたから……のと、オンラインがラグすぎたから。
でもいいんです、コンボとセットプレイの練習してるだけで楽しいから。
まがい物じゃない、ちゃんとしたブレイブルーシリーズの新作待ってます。

KOF14もひとりでコンボ練習だけやったゲーム。初期のオンライン対戦がどうしようもなさすぎた。

それ以外の格闘ゲームたち

ブレイブルークロスタッグバトル(BBTAG)、ドラゴンボールファイターズ(DBFZ)、グランブルーファンタジーヴァーサス(GBVS)、ソウルキャリバー6(SC6)に関しては買っていないので外から見た感想を述べるにとどめます(DOA6に関しては他の記事でさんざんこき下ろしたので割愛)。
いずれも、買わなかった最大の理由は「どうせすぐ過疎るんだろ?」です。

BBTAGは割と盛り上がってるな、という印象だったものの、2021年に入ったあたりから? あまり盛り上がりを目にすることがなくなりました。自分の周りにプレイしている人がひとりもいないので、たまたま目に入らないだけかも?
買わなかったけど、これは買って触っておくべきだったかな、とちょっと後悔したゲームのひとつです。

DBFZは固定のメンツがずっと頑張ってますね。こういう人たちは尊敬。
日本より海外で人気があるようです。
あとSteam版おま国。

GBVSは買おうと思ったんですが、発売した時期にいろいろゴタゴタしていて、それが収まった頃には話を聞かなくなっていたゲーム。ので結局買いませんでした。まぁでも初期の盛り上がりはすごかったですね。そこは参加したかったな。

SC6もやりたかったんですが、それ以上に「絶っっっ対にソッコーで過疎るから」買わなかったゲーム。その判断は正しかったと思われます。あとSC5のときに民度がガチのマジでクソだったから、というのもある。キャリバー民の民度はマジでクソ。死体蹴りとかそういうんじゃなくて、普通にチャットがクソ。

これからの格闘ゲームに期待すること

対戦バランスももちろんそうなんですが、それよりもマッチング周りの方が重要と考えます。
比較的キャラバランスがいいスト5ですが、そこを褒めてる人はあまり見かけません。
一方で、ロールバックがついた旧作であるKOF2002UMやGGAC+Rなんかは盛り上がりましたしね。

クロスプラットフォームかロールバック、過疎らせないためにはそのどちらかは必須でしょう。
もちろんその両方を組み込んでくれるのが一番いいんですが。

今の世代の格ゲーは、自分のように「とりあえずマッチングするかスト5やっとこ……」みたいな人が他にも多くいると考えます。本当は他の格ゲーやりたいんだけど、激過疎でマッチングしないから仕方なく……というパターン。とりあえずやるゲームを選べる段階にはなってほしいですね。人口が急激に増えることは考えられないので、遠くの人とも遊べるようになってくれればうれしいです。

あと忘れてはいけないのが「同じくらいの腕前の人とマッチングさせること」ですね。
この点に関しては、いくら開発側が頑張っても最終的にはプレイヤーの問題なので、かなり難しい問題です。というより完全に解決することはないでしょう。人間社会から犯罪や差別、戦争が絶対になくならないのと同じ。
それでもスト5のカジュアルマッチみたいなのは論外なので、各メーカーには何かしらの工夫を見せてほしいところです。
あと全体的にサブアカが作りやすいのが問題か。

最後に細かい(細かくない?)ことをひとつ。
「このステージはラグいから選んじゃダメ」みたいなのはいつまで続くの?
自由に選ばせてほしい。

対戦相手=マッチングが何より大事

ここまでさんざん偉そうなこと書いておいてなんですが、極端にいってしまうと「ゲームの内容よりも対戦相手の有無の方が大事」だと考えます。なんというか、「空腹は最大の調味料」と同じ意味ですね。「腹一杯だとどんなにおいしい料理も食べたくない」=「どんなにバランスがいい格ゲーでも対戦相手がいなかったら遊べない」。

当ブログでさんざんこき下ろしてるDOA6のようなゲームでも、対戦相手を確保して楽しんでる人たちは、文句いってばっかりの私なんかよりよほど楽しい格ゲーライフを送っていることでしょう。

デバイスの問題

モニターとかHITBOXとか。
というかモニターとHITBOXの話なんですけど。

まずスト5の「単発ヒット確認ありき」というバランスは最高にクソだと思います。
Punkの登場で一気に浸透したテクニックですが、それ以降一度も修正されないところを見るとカプコンも公認ということでしょう。
なんでクソかって環境格差を生んでしまうからですね。
しかし、先ほどクロスプラットフォームを推奨しておきながら環境格差を否定するのは矛盾するか……

HITBOXに代表されるレバーレスコントローラーはすっかり市民権を得てしまいましたね。
明らかに「レバーレスでしかできない動き」があるので、もうちょっと議論してほしかったですけど、今から禁止されるというのも考えられない情勢になってしまいました。
これを突き詰めると「純正コントローラー以外禁止」「じゃあPC版はどうなるの?」みたいになってしまうのありますし、思ったより難しい問題。

↑Steam版02UM。個人的に、この「オンライン人口を可視化」のシステムは標準装備になってほしい。